谷口ももよ制作
生活習慣病のための
美味しい薬膳レシピ

谷口ももよ

生活習慣病とは

不適切な食習慣、運動不足、喫煙、過度な飲酒、またストレスが原因ともなり
糖尿病、肥満症、高脂血症、高血圧症などを発症されること。
食べすぎを控え、バランスのよい食生活、体の代謝をあげて生活習慣病を予防しましょう。

食生活で生活習慣病を改善させるためには、
1食べすぎを控える
2野菜中心にバランスのよい食事を心掛ける
3低カロリー高たんぱく、代謝を高める食材選びの食材を選ぶ
4よく噛んで早食い、大食いを防ぐ
5濃い味付けのものを控え、食べすぎを予防


これらの改善点を取り入れ、野菜中心の低カロリー、高たんぱくでおいしい一汁一菜薬膳レシピをご提案します。

生活習慣病のための
美味しい薬膳レシピ
谷口ももよ制作

薬膳レシピ

◎ご飯百花美膳BASICを使用

ご飯

ハトムギ、黒米、煎黒豆、たかきび、もちむぎ、黒胡麻がブレンド。
ハト麦は東洋医学では胃腸の調子を高め、余分な水分を輩出、むくみにも良い食材。
黒豆、黒米、黒胡麻は老化予防に関連する腎機能を高める効果があるといわれいています。
また血の巡り、水の代謝にもよく代謝をアップ。
主食にも食物繊維の多い豆、雑穀をブレンドすることで、食感、満腹感をえながらカロリーを抑えることもできます。
*白米1合に対し、百花美膳BASIC大2で炊飯

◎汁もの

汁もの

お出汁には食物繊維も豊富は昆布と干しシイタケをメインに胃腸の調子、疲れを補う棗、
血を補う枸杞の実をブレンドした薬膳出汁のもとを使用。
お出汁をとった後は、佃煮や、今回のように炒め物にしたり、お出汁がそのまま具として
活用できるもの。
具材には消化よく食物繊維が豊富で低カロリーの大根とゴボウ、こんにゃくで、デトックス効果も期待できます。
ゴボウやこんにゃくは体の余分な熱をさげ、便秘解消にもよい食材です。

材料 2人前
出汁のもと 刻み昆布0.5g、干しシイタケ1g、棗1g、クコの実3個程度、干し生姜2g
水400cc
具 大根80g、ゴボウ50g、こんにゃく50g、ごま油大1,味噌大1.5

作り方
?お水にだしの素をいれ出汁をとってから、出汁の元を取り出しておく
?鍋にごま油をいれ食べやすく扇形などに切った大根とゴボウをささがき、こんにゃくも小さく刻んだものをいれて少しいためたら、?の出汁をいれ5分ほど煮込んで大根が軟らかくなったらお味噌をいれて完成

◎メイン

メイン

五色野菜と厚揚げのニンニク生姜炒め。
東洋医学では五色の食材をとることで普段のバランスを整えます。
歯ごたえのあるもので、食べ応えもあり、早食いをおさえ満腹感もあり、1皿でバランスよく栄養がとれます。
五色 青=インゲン 赤=赤パプリカ 黄=人参 白=もやし 黒=黒木耳
タンパクをお豆腐で代用、脂分が少なく高たんぱく低カロリーを実現。
普段からお肉のかわりにお豆腐などで代用した食事も心かけましょう。

インゲン  胃もたれを改善、胃腸の調子をたかめます
赤パプリカ 血の巡り、美肌、ビタミンACE イライラ解消
にんじん 胃腸の調子を高める
もやし  解酒、二日酔い、むくみ解消
黒木耳  血の巡り、便秘解消

材料 2人前
厚揚げ100g、にんじん50g、インゲン50g、赤パプリカ50g、もやし50g、黒木耳5g
ニンニク生姜のすりおろし小さじ各1、醤油大1.5,酢大1,塩胡椒少々、みりん大1+お水大1
水溶き片栗粉大2

作り方
?黒木耳は水に戻しさっとゆでておく
?野菜は食べやすく5?×1?程度にきざみ、厚揚げも食べやすく一口大に切る
?フライパンに油大1をいれ、固いインゲン、ニンジンから炒め、数分いためてから厚揚げ、黒木耳、赤パプリカをいれてしっかりいためたら、最後にもやしをいれてから調味料とニンニク生姜のすりおろしをいれてよくいためる
?仕上げに水溶き片栗粉で少しとろみをつけて完成